2012. 05. 29

5月も…

こんにちは。自力日記更新2回目(笑)。きのうきょうと天気が不安定で、きのうは雷雨ののち虹…、きょうは雷雨ありますかね。

さて、せんじつ日曜日に初めて句会というものに参加してみました。俳句つくったことないのに…。しかもいままでとくに俳句に注目していたわけではないんですけど…(笑)。なんかとてもみょうなんですが、武道はじめたときも全然「武道やりたい!」と思ってはじめたわけでないのに、気づいてみれば13年くらい(?)つづいていて、どうもつづくものって「意識的なじぶんの意志」とじつはあまり関係がないんじゃないかな…と思いはじめているこの頃です。もちろん嫌いなことはつづきませんけれども。

日曜日の兼題は「莢豌豆(さやえんどう)」「雹」。席題は「薄暑」でした。兼題のほうが前日深夜まで、あれこれ考えていちおうつくって行きました。行ってみて、席題の「薄暑」は、いきなり使ったことのない言葉なので、意味を知る…ということから始めたりして、まったくの初心者でした。

先生はとある噺家さん。俳句には造詣の深い師匠で、記憶にある句などがすらすらでてきます。印象に残れば何年もまえの句でもすらすらでてくるものなのであろうか…とか、はじめての状況を観察しつつ、頭のなかはぐるぐるしていて、なかなか席題の句が考えられずに困りました。またいままでいた方々もいきなり「参加させてください」とやってきたわたしが「どこの馬の骨」かが気になるのは当然で…いろいろおしゃべりしているうちに…なんだか「ま、いっか」な空気がでてきたので、だんだん緊張もおちついてくるようなこころもちでした。

えーと、結果から云うとわたしは2位だったようです。…ようです…っていうのは、まだいまいち句会のシステムというか、選句してからなにがどうなるのかがよくわかっていないせいで。…選んでいただいたのは…

雹おちる 空の苛烈に おののきつ

でした。師匠的に「空の苛烈」というのがよかった…みたいなことを云われて、それで小さな色紙にも句を書いていただいて、うれしいご褒美になりました。まったくもってビギナーズラックまんま…ですね。俄然ヤル気がわいてきました(笑)…単純すぎです。

そんなこんなでもう5月もおわりかけです。金環日食や竜巻・雷…空模様を気にすることがおおかったひと月でした。そしてそんなことに気をとられているうちに夏になってしまいそうです。さむかった冬が暖かくなるときはうれしいものですが、そのほかのときは、時間がたつのがはやすぎて、そのあいだにじぶんがやったことの小ささすくなさが悔しくて、季節がかわるのがうらめしいような感じになります。いまもまさにそんな気持ちで月末をむかえています。