2012. 07. 15
3連休中
こんにちは。とうとう暑くなってしまいました。湿気と30℃以上の気温…わたしにとっては苦難の季節です。だから…というわけではないのですが、きのうは赤城山に吟行にいってきました。吟行…野外自然のなかを散策しながらの句会です。
朝5時すぎに決死の早起き(笑)。7時すぎには東京駅に行って新幹線の席とり。9時前には新前橋駅に降り立っているという、ふだんとはあまりにもちがう行動です。新前橋は東京より空気はよいですが、気温という面ではほとんどかわりません。そこから車にのって、どんどん標高の高いところにあがっていきます。
赤城山といえば国定忠治…あまりにも少ないイメージしかもっていなかったわたしですが、途すがらWikipedia(笑)で調べてみましたら、なんと赤城山は複成火山という火山で、複数の山頂の総称なので「赤城山」という山頂はどこにもないのです。きのうは大沼(「おの」と読む)というカルデラ湖の近くで車を降り、その湖のほとりをくるりと半周あるいたあと、覚満淵という湿原のなかの遊歩道をあるいて、むかし東武鉄道がやっていたロープウェイの駅跡でお昼ごはんを食べました。
関西人のわたしは東京にでてきて20数年…ですが、群馬や栃木、千葉のあたりのことはよくわかっていなくて…。なんだかもったいないことをしたものだ…とつくづく思いました。大沼も覚満淵も赤城山周辺の山々の稜線も白樺の木々の緑も全てがとてもきれいないところだったからです。空気も冷んやりしていて、整備された歩道をあるいていると、ずっとこの空気をすっていたいような気持ちになるのでした。
お腹がいっぱいになったあとは句会で、みんなで散策したときのことを詠んでみるのですが、みんなで共通の体験をしたあとに詠まれる句…というのはいつもの(といってもきのうが3回目だったわけですが)句会とはまたちがってとても新鮮でした。俳句(ほかの詩句や短歌にも共通点があると推測しますが)をつくってみたりすると、言葉の意味や伝わり方を、いままでとちがった角度で見られるのでものすごく面白い…ということをいまさらながらに発見しています。
そんなこんなで新前橋まで戻ってきたら…ものすごく暑かった(笑)。しばらくこの暑さに慣れないといけないですね。汗をかくのをいとわずに……梅雨もあけていないのに秋を待ちわびています。あとそれから九州などの大雨ははやくやんでほしいですね。